仮想通貨(ビットコイン)とは?

2017年10月26日

仮想通貨とはわかりやすく説明すると、電子マネーのようなものです。

Tポイントや楽天ポイントをためて、インターネットでポイントでお買い物をしたことがある人も多いはず。

ポイントはお金ではありませんが、たまったポイントで商品が購入出来て、実際に商品が届きますよね。

Suicaにお金をチャージしてチャージしたカードで改札を通ったり、Suica対応の自動販売機でカードで飲み物が買えたりしますよね。

同じように、仮想通貨であるビットコインは現実の社会で形を持ってはいませんが、インターネット上でお金のように使えるのです。

仮想通貨(ビットコイン)の仕組み

 

仮想通貨は正式には暗号通貨と呼ばれるもので、2009年にサトシ・ナカモト (Satoshi Nakamoto) を名乗る人物によって投稿された論文に基づき運用が開始されました。

この、最初に運用が開始された仮想通貨がビットコインでした。

ビットコインに代表される仮想通貨には通常の通貨の発行元である政府や中央銀行といったものが存在しません。

どのような仕組みになってるかというと、分散型の投資であり、P2Pという人と人が直接通信するという技術によって支えられています。

そして、利用者がお互いにお互いを監視しているブロックチェーンという仕組みが成り立っているため監視役の金融庁がなくても無法地帯になったりはしないようになっています。

ビットコインから始まった仮想通貨は現在では1000種類以上のコインが存在しています。

ブロックチェーンとマイニング

ブロックチェーンとは取引を記録しておく記録媒体です。

わかりやすくいうと記録簿みたいなものですね。

一度書き込んだら消せない記録簿で記録簿一冊が1ブロックに相当し、記録簿はナンバリングしてあって、その順番にチェーンで括られているイメージです。

この記録簿にはビットコインの初めての取引から現在までの膨大なすべての取引を記録してあります。

記録はただ記録すればいいというものではなく、ひとつ前のブロックと現在のブロックの整合性が取れているかのものすごく複雑で重たい計算をしなくてはなりません。

そのため記録するためには膨大なコンピューターのリソースが必要になります。

その膨大な記録をビットコインでは有志の余っているコンピューターの計算能力を借りてみんなで協力して記録していくことにしました。

この記録作業に参加して、追記処理を完了させ、ビットコインの健全な運営に協力してくれた人に見返りとしてビットコインが支払われます。

新しいビットコインはこうやって生み出されるのですが、無限に生み出されるかというとそうではなく、2040年までに2100万枚が製造されて、あとは発行されません。

決まった量しか発行されないことにより、ビットコインの価値を保つ仕組みです。

これは埋蔵量が決まっている金と似通っていますね。

決まった量の埋蔵金を掘り当てるゴールドラッシュのイメージとかぶせて、2100万枚という決まった量しかないビットコインを記録する作業のことを複雑な計算も含めてマイニング(採掘)と呼んでいます。

仮想通貨(ビットコイン)のメリット

では、仮想通貨の現在一般に流通している法定通貨に対してのメリットとは何でしょうか?

日本に住んでいると、お互いの監視によって成り立っていることより、政府に管理してもらってるほうが安心感があるような気がしますね。

しかし、国際情勢が不安定な中、政府や法定通貨の信頼性の低い国では、自国の通貨がいつ紙くずに代わってもおかしくない現状を抱えていたりします。

また通貨は大抵の場合、銀行に預けられていますが、銀行が破綻すれば自分の財産も戻ってこない場合もあります。

インターネット上の自分の財布(ウォレット)に、仮想通貨としてお金を置いておけば、こういったリスクを避けられます。

また、仮想通貨は世界共通の通貨のため、インターネット環境があれば世界のどこからでもどこへでも送金出来ますし、銀行間よりも安い手数料で送金が可能です。

実際、アフリカの奥地でテレビはなくても、スマートフォンが普及している村もあります。

銀行のある市街地まで出かけなくても送金できるメリットがあります。

海外送金は銀行からの場合、営業時間外は取り扱わないなど制約も多いですが、ビットコイン等の仮想通貨は365日24時間即時送金なので、この点においても有利です。

(ビットコインには支払い確認のために10分の待ち時間がありますが、送金の行き違いや偽装を防ぐために敢えて10分間の確認時間を設けています)

仮想通貨(ビットコイン)のデメリット

しかしながら仮想通貨はいいことばかりかというと、そんなことはありません。

インターネット上に自分の財布があるということは、ハッキングの可能性も否定できません。

定期的にログインパスワードを変更してセキュリティを高めておく必要があります。

しかしながら、パスワードがわからなくなったりしても復旧できるとは限らない場合があるので、自己管理が大切になります。

また、ビットコインに代表される仮想通貨は価格の変動が激しく、価格が安定しにくいデメリットがあります。

通貨には、価値の一致、交換手段、価値の保存といった主要な役割がありますが、価格の変動が激しい仮想通貨は、価値の保存の要素を満たしていないので厳密には通貨ではないといった見方をする専門家もいます。

逆に考えると、価格が変動するため、株のように稼ぐことも可能なことから、投機対象として人気があるという側面もあります。

 

仮想通貨とは?池上彰が解説

 

池上彰氏は現在フリーのジャーナリストとして活躍している方で、以前はNHKで社会部記者やニュースキャスターを勤めており、朝のニュース番組で目にしている方も多いと思います。

仮想通貨についてわかりやすく解説する特番が組まれ、その中で池上彰氏はこのように語っています。

当初はインターネットで“バーチャルな通貨って面白い”と考える人たちがいて、これを安全にするためにはどうすれば良いのか?仕組みをを考え、見ず知らずのコンピューター(IT)に詳しい者同士がどんどん“仮想通貨は世界中に通用するのではないか?”と考え、安全な物を作っていった。

当初は仮想通貨(ビットコイン)を作った人たちのみが持っていた仮想通貨だが、それを欲しいという人たちが増え、需要が増えて行ったことにより、仮想通貨の値段がどんどん上がって行った。

その結果、持っていた人たちが当初持っていた価値より急激に上がっていったために“儲かった!”となり、現在では投機を目的としている人が急増している。

ちなみに、初めてビットコインに価値が生みだされたのは2010年5月22日。

プログラマーの男性がビットコインフォーラムに「1万BTCとピザを交換しないか?」と投稿したところ、その投稿を見たLaszlo Hanyeczという別のプログラマーがこれは面白いと、パパジョンズという有名なピザ屋のピザ二枚をプログラマーの自宅へ届けました。

ピザ二枚と交換された1万BTCは現在の価格で約200億円。

一枚の価格が100億円という世界一高いピザになったのです。

https://youtu.be/2mxkLg-SI0U

この番組が放送されたのが2014年の春で、この時ビットコインの価格が日本円で42000円と放送されていることからも、仮想通貨はどんどん価値を高めていることがわかります。

 

仮想通貨投資

 

上の記事で池上彰さんも仮想通貨による投資(投機)に触れていましたが、仮想通貨は価値の変動が激しく、短期トレードによって稼ぎやすいため、株やFXのトレーダーも注目しており、実際に参入人口が増えているといわれています。

仮想通貨投資方法

短期トレード

デイトレから数日単位でのトレード方法です。

日足、時間足などを見て細かな値動きを予想しながら行うため、初心者には不向きです。

大きく稼げる代わりに大損する場合もあります。

株取引やFXで慣れている方はチャレンジしてみてもいいでしょう。

長期保有

大きく価値が変動する仮想通貨ですが、年単位で見た場合値を上げ続けている仮想通貨。

(12月現在1BTC=200万円)

ビットコインを購入し持ち続けてもよし、ビットコイン以外のまだ生まれて間もないコインを購入すれば、何年後かに何十倍の価値になるかもしれないと宝くじ感覚で持つのもよしです。

上記の短期トレードの場合、相場といつでもにらめっこになることを考えると、「果報は寝て待て」的な感じで忙しいサラリーマン向きでもあります。

短期トレードは稼ぎやすい反面、短期間で大損するリスクもありますのでそういう意味では長期保有は最も初心者向けと言えるでしょう。

仮想通貨投資信託型

自分でトレードするのではなく、ビットコインを預けて運用を任せることが出来る、投資信託型の商品もあります。

この場合のメリットは

「ビットコインはなんとなくわかったけど、それ以外の通貨はピンとこない…」

といったまさに仮想通貨初心者におすすめの商品です。

代表的なものにUSI-TECHがあります。

こちらはマイニングとアービトラージを効果的に組み合わせて、運用成績を日利1%前後で運用するといったかなり運用効率の良い商品になっています。

一か月で月利20%前後という驚異の高配当で、(営業日が週5日のため)7か月で満期になり140%の配当が支払われます。

利息が0.01%という現在の日本の銀行のことを考えるととんでもない利回りであるということが理解できますね。

こちらの商品はリバイという仕組みで複利運用できることから、実際の配当は300%に近づきます。

ビットコインを含む仮想通貨は長期的に見ると右肩上がりと言っても、購入した時期によっては含み損をしてしまうこともあるので、リスク分散といった意味でも有利な商品となっていると言えます。

 

*アービトラージ

取引の量やタイミングによって仮想通貨を扱う取引所で仮想通貨に微妙な価格差が出ます。

その価格差を利用して取引益を得ることをアービトラージと言います。

Posted by pointseikatu